先のアップにもありましたがグラスファイバー製のX球ようプレートフィンガー付です。

突然ですが、元祖「アキバ族」からのお知らせです。

秋葉原駅界隈の再開発の一環として、神田青果市場跡地に大きな高層ビルが出来ました。ひとつは、秋葉原駅を出てすぐ、皇族から民間に嫁いだ元「紀宮（のりのみや）」さまがお住まいのマンションがあるビル（だと思うのですが）、そのとなりに今度できたUDXというビル、そこの横断歩道橋のような通路を通り抜けていった先に、秋葉原の真空管専門店、クラシックコンポーネンツという店があったのをご存知でしょうか。UDXの通路を最後まで行って、降りたら左手の目の前の路地、１Fにそば屋がある松井ビルの４Fです。

わざわざ「店があった」と書いたのは、現在、新店舗に全移転のため、店じまい大安売りをしているところだからです。

本日、久々に行ってみました。偶然だったのですが、そういう状況下で、ありとあらゆる半端な真空管が売られており、それは昔の1943年（戦争中ですよ、これ）製造のUS製クライストロンから、ありとあらゆる真空管と付属部品の大半がお値段¥１００．でバッタ売りの状態です。
４CX1000A用や大型送信管のソケット、X球を使用したVHF送信機ファイナルユニット、スベトラーナ４CX400Aとして知られる８９３０ソケット・チムニー付き、などもありました。

そこでまとめて、４CX２５０などに使えるソケットSK-600シリーズ、４X150Gや４CX250Kという４００MHｚでも使える送信管、受信機用の６AH6A、２C39Aの高ゲイン球である７２１１、などなどすべて¥１００．持てるだけ買い小遣いを散財してきました。

年内30日までやっているそうなので、興味のあるかたはぜひお見逃しないように！！

なお新店舗は、ハム月販のある通りに直交する通りで1本駅側の細い通りを、ハム月販に向かって左に曲がって数十メートル行った右手の今井ビルにあります。そちらは３年前から送信管専門の売り場でしたので、ご存知の方も多いと思います。

もちろん本来の売り物である８０７やその改良版の５９３３（８０７W)¥８００、高利得のメタルGT管６AG7¥５００、８２９B、２E2６ほか懐かしい真空管も多数目にしました。

では皆様、GL!!

> 突然ですが、元祖「アキバ族」からのお知らせです。
aaaあああああ・・・・おととい秋葉に行っていたのですが・・・・・
今は遠くの田舎で・・・・行けない残念！！
誰かさん　店ごと買い取ってください

>秋葉原の真空管専門店、クラシックコンポーネンツ
地図をつけましょう。

>ありとあらゆる真空管と付属部品の大半がお値段¥１００．でバッタ売りの状態

と書いたのですが、
> ４CX1000A用や大型送信管のソケット、X球を使用したVHF送信機ファイナルユニット、スベトラーナ４CX400Aとして知られる８９３０ソケット・チムニー付き、など
これらは¥100円ではありませんので、念のため。でも買い得です。

Pulledですが、4CX3000A ¥３０ｋが多数あり、ソケットを持っているひとには、歪みの少ない魅力的な送信管です。

小さいものでは4CX300A,　ソケットもいっしょに沢山でていました。144や50MHzには簡単にパワーが出て、いいのじゃないでしょうか。
コンパクトン6JM6　¥１０００、　５９３３（８０７W)　¥800
ヨダレと涙がいっしょに出そうです。　

> 年内30日までやっているそうなので、興味のあるかたはぜひお見逃しないように！！

> 新店舗
> ３年前から送信管専門の売り場

こちらには新品箱入りの7F60RA+socket, 7F64R（NECおよびJRC), 4-65A, 4-125A, 4PR-60C, 813, 4-1000A, 歪みの少ないドライバー用6F45R多数、829B, 2E26, 6146Bなどが目を惹き付けました。
東芝6KD6もありましたが、これはえらい値段でした。

メタル管6AG7 ¥500 NOS, VHF用高性能三極管417Aは相当管がありましたが、大変高価で買えませんでした。
（財布には、もうお金が・・）

お店の奥もちょいと覗かせてもらったところ、業務用の大型送信管も沢山お持ちのようでした。

> では皆様、GL!!

> 秋葉原の真空管専門店、クラシックコンポーネンツ

たいてい、マニアが集合するお店には結構なマニアがいらっしゃるものですが、きょうはものすごかった！・・・というわけで、紹介します。

そこで、ものすごく面白いものを見せてくださったオジサンがいます。
お店のお客さんですが、龍田壱球（たった・いっきゅう）さんをみなさんはご存知でしょうか。

龍田さんは、お名前およびこの本の題名のごとく、真空管1本でスーパーラジオを製作する技術にこだわり、これまでに複合管各種を使用して『壱球スーパー』を製作されました。

しかし本日、見せていただいたのは、カバンから取り出したタッパーウェアの工具箱のような１５×20ｃｍ、厚みが5cmくらいのケースに入った特別な『壱球スーパー』、真空管それも五極管１本だけのスーパーラジオなのです。

高いゲインを持つ五極管、7788を1本だけ使用したスーパーです。ビルの中にもかかわらず、これがまたいい音で、BC帯の放送を聴かせるではありませんか！！　「びっくり！」です。

不思議なのは、7788で局発、中間周波増幅、音声増幅の3つの仕事をさせている技術です。
音声を中間段の真空管で増幅させてしまおう、ということは、その場で考えてナールホド、と思ったのですが、それに局部発振までさせるとは、常識からは考えられない(普通なら考えてはイケナイ！）方法です。

ちなみに7788というのは、大変すぐれた五極管だそうで、そういえば２０８U-10のRF初段に採用されています。低歪み、かつ５ワットも出力が取れる球なのだ、とか。ナルホド・・・
ゲインがない球では絶対にできないでしょうね、と龍田さんの弁。

小型化するため、この壱球スーパーはAC直接整流、IFトランスはトランジスタラジオ用です。タッパーに入っているのは絶縁目的もあります。　周波数変換と検波はダイオードを使用していますが、実に、『おもしろい！』　この壱球スーパーです。

ほんとうに、いつもアキバには感動が溢れています。

なお本日初対面であった私に、たまたまお持ちであった著書をカバンから出して原価でお譲りくださいました。ありがとうございました。

この、非常〜にマニアックな著作は、インターネットでしか買えないでしょう、とのこと。(本屋さんでは、まず売れないため、らしい）

那須次郎も脱帽の、ラジオつくり（複合管の使用法、トランスレス電源、そして1球スーパーの実現！）のノウハウが充満しています。
出版元に聞いてね、とのことでしたので、興味あるかたは、どうぞご購入くだされたし。　¥1600＋税

> 今井ビルにあります。
社長夫人が常駐されていた事務所が店になったのですね。
その本はずっと以前、ラジオセンターの小さな本屋に並んでいました。著者の名前が面白かったので記憶があります。
真空管時代も終わり・・・・保守球の保管者も・・・使用する機械もなくなりつつありますのでこの先、どうなりますやら。
どなたか真空管博物館を作って欲しいものです。
当方は出来る限り現物や画像でリニアAMPを沢山保存と画像を残そうとしています＝ONAIRできる環境がないので憂さ晴らし！！
見かけたり、入手できそうなものは手当たりしだいやっていましたが。。。。。軍資金が足りません。
本業もまた忙しくなりつつあり・・・このさき数年は動きが鈍りそうです。残り物に？はありそうですか？
来週出張案件がないか・・・さがそうっと！！

> 突然ですが、元祖「アキバ族」からのお知らせです。

情報ありがとうございました。
２９日に家族サービスでお江戸に行きましたので、早速朝一番に行こうとしたのですが、別件の買出しが優先ということで(笑)
午後にお邪魔しましたが、既に何方様か店ごと購入される勢いで
予約が入っていたせいか、物はあまりございませんでした。

１００均以外の物も、社長様のご好意でお安く購入させていただきました。
４ｃｗ15000買ってくればよかった

私はその後、行くことができませんでしたが、お店（旧店舗）は無事、売り尽くしたのでしょうか。

うわさでは、qm06友の会さんもいいものを沢山お買いになったようで（何をお買い上げかな？）、とりあえずはこれで心置きなく無事年を越せるというものでしょう。まずは、おめでとうございました。

それでは年明けに、新店舗のほうも店ごとお買い上げください！

来年も良い年でありますように。
ネズミのように働いてください！

先に、おとそ、各種で。
ごちそうさまです。

はじめまして、ネットサーフィン中に偶然見つけましたが、面白いサイトですね。
”真空管１球入魂”を早速買って読みました、著者のすごい執念と技術に脱帽です。
複合管１球でここまでできるとは・・・（７７８８の例は載ってませんね）。
疑問なのは７７８８は複合管では無いのではと思いますが、どうやって１球スーパーを実現してるのかな？非常に興味がありますね。
ご存知でしたら教えてください。

畑時能さん、こんにちは。
確かに、
> 7788で局発、中間周波増幅、音声増幅の3つの仕事をさせている技術

ここですね、この方のすごい腕前は。
７７８８はMTの五極管ですから。

放送波から４００ｋHz程度？（455ではないそうです）離れた周波数を局発にしている、とおっしゃっていましたので、この高いゲインの７７８８という真空管だと、発振させながら、あまり離れていない周波数のRF、および同時にAFの増幅をさせることができる、という微妙なバランスをとることができた証明であるといえます。

発振を起こしているRF増幅回路は感度抑圧やノイズの発生があるのですが、なんということはない、壱球さんのラジオはそのままAM放送を聞かせてくれます。昨年最後のびっくりでした。

那須次郎さん　こんばんわ、早速のお返事を有難うございました。
龍田壱球さんは本当にすごい人ですね。
７７８８の例を追加して、”真空管１球入魂！”の改訂版を出して欲しいですね、絶対買います、ＨＩ。
複合管での例よりも、もっとインパクトがあると思います。
実物を見て、聞いてみたいですね。

> 突然ですが、元祖「アキバ族」からのお知らせです。

こんなもの仕入れてきました。

> 複合管での例よりも、もっとインパクトがあると思います。

畑さん、私は「これって、どんなマヤカシ？・・」と思ってしまったほどでした。にわかに信じられませんでしたが、解説をお聞きして、妙にナットクしたものです。

龍田さんいわく、「５球スーパーって、いったい何だったんだ！と私は言いたい！」、まさに、本当に。同感でした。
ラジオを作れば真空管屋さんが儲かる、の図ですね（まあ、大抵は同じ会社でしょうけれど）。

ｑｍ０６友の会さん、
>こんなもの仕入れてきました。

右は４Ｘ１５０Ｄ変調器などに使用される例のあれですね。もう、こういうものを、あまり誰も買いたがらなくなったようで、残念です。

左の黒ずんだほうが、うわさの同軸タイプのソケットですね！
板が多角形で四角くないのは、コリンズの通信機のセットからのものなのでしょうか？
オリジナルの球は４Ｘ１５０Ｇか、４ＣＸ２５０Ｋかも知れませんが。

ヒーター電圧が違いますが、後者は缶入り新古品が出雲のほうにはまだ豊富にあるようです。

> ｑｍ０６友の会へ
そのソケットは６年ほど前にＫＯＲＥＡから入荷したもののはずです。多量にありましたがほとんど売れずに残ったのでしょう。
しばらくして恵比寿の店に出したようです。それでも残った。
何故ならば他の個人が安価にＵＳＡから全国に前後してばら撒いたからですよ。Ｈｉ

>それでも残った。

売れないソケットを引き取ってきました。
お店で売れそうなクリーンなソケットは、まだ沢山残っていますので、ご安心ください。

Eimac
SK-600
SK-602
SK-610
SK-630A

Johnson
124-110
124-110-13
124-115

Chimney+socket for two tubes

Socket for 4CX300A

>Socket for 4CX300A
球も欲しいです。どこかにありませんか？

４ＣＸ３００Ａというのは430ＭＨｚでも使用可能なパワー管です。
思い出の記事は、やはりあの有名な　Super Cathode Driving でしょう。

ＡＢ１クラスＧＫアンプで出力300Ｗあるものを、ＧＧアンプの変形であるゼロバイアスＳＫＤ方式（すなわちＧ−Ｓ結合の三結ＧＧアンプ）でドライブすると、ドライブ75Ｗのとき出力375Ｗとなり、相互変調歪みが激減する、というあの記事です。

原典はＱＳＴではなかったかと記憶します。
ＣＱ出版社『リニアアンプハンドブック』（古いほう、表紙が３−５００Ｚのアンプ）でも、昨年ＳＫされたＪＡ１ＡＮＧ米田さんが紹介されています。

珍しい真空管も沢山引き取りました。
いずれもＵＨＦ用ではないかと思います。

なにか使い道はありませんか？

> お店で売れそうなクリーンなソケット

戦車の無線機に使用される８９３０ソケット・チムニー付きです。
これはキレイな商品ですが、全部は売れなかったようです。

８９３０というのは知名度が低いのかもしれません。
ステムは４ＣＸ２５０Ｒと同じです。移動無線機用に開発された、振動に強い構造の頑丈な球です。アノード部分は400Ｗ損失になるよう大きめです。
Ｓｖｅｔｌａｎａ　４ＣＸ４００Ａとしても知られています。（いません？）

ソケット・チムニー、球とも外し品のようですが、見た目はキレイです。安価に入手可能かと思いますが、いかがでしょうか？

> ８９３０
低めの風圧で充分冷却できる大きな風通しのいいフィンを持っています。

左　８９３０
右　４Ｘ１５０Ａ

Ｂｉｒｄｈｏｕｓｅの住人さん
なすさん

250Kタイプは確かにコリンズの送信機取り外し品ですね！
ヤフオクでも随分目につきましたHIHI

8930いいですね！